新訂第4版 感染症診療の手引き―正しい感染症診療と抗菌薬適正使用を目指して

 

2021年10月5日刊行

 

編著:感染症診療の手引き編集委員会

※詳細はページ下部参照

 

定価1430円(本体1300円+税) 

 ISBN978-4-910440-01-9/ポケットサイズ(16 x 9cm)/139頁 

  

改訂のポイント

全面改訂(新章「抗菌薬の適正使用」など30%増頁→約140頁へ)

電子書籍版(PDF版)付き

 

手引きの特長

〇コモンな感染症をシンプルに解説

〇ベッドサイドで使えるポケットサイズ(左右90mm×天地160mm)

表形式でまとめられており、診断と診療のポイント、原因菌、処方例が一目でわかる

【第4版で新設した項目】(他の既存の項目も、全面的に見直しを行っております。)

感染症診療のロジック

抗菌薬適正使用の手引き

 1 de-escalation

 2 静注抗菌薬から経口抗菌薬への変更

 3 治療期間

 4 治療失敗時の考え方

 5 βラクタムアレルギー時の代替薬選択

 6 黄色ブドウ球菌菌血症のマネジメント・バンドル

 7 Candida 血症のマネジメント・バンドル

臓器別のマネジメント

 3 尿路感染症

  1) 急性膀胱炎

 10 輸入感染症,新興・再興感染症

  1)渡航歴のある患者の発熱

  2)渡航歴のある患者の下痢症

  3)新型コロナウイルス感染症


【目 次】
I 症例アセスメントの手引き

 1·病歴聴取

 2 身体所見

 3 症例評価とプランの立案

II 感染症診療のロジック

III 抗菌薬の適正使用

 1 de-escalation 

 2 静注抗菌薬から経口抗菌薬への変更

 3 治療期間

 4 治療失敗時の考え方

 5 βラクタムアレルギー時の代替薬選択

 6 黄色ブドウ球菌菌血症のマネジメント・バンドル

 7  Candida 血症のマネジメント・バンドル

IV 臓器別のマネジメント

 1 上気道・頭頸部感染症

  1) 風邪症候群

  2) インフルエンザ(外来・入院の治療、予防内服)

  3) 急性咽頭

  4) 急性副鼻腔炎

  5) 扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍、深頸部感染症

 2 下気道感染

  1) 急性気管支炎(百日咳を含む)

  2)市中肺炎

  3) 重症市中肺炎(ICU 入室)

  4) 院内肺炎、人工呼吸器関連肺炎

  5) 医療・介護関連肺炎、誤嚥性肺炎

  6) 市中発症の肺膿瘍

  7) 院内発症の肺膿瘍

  8) 膿胸

 3 尿路感染症

  1) 急性膀胱炎

  2) 市中発症の腎盂腎炎

  3) 複雑性尿路感染症

  4) 急性細菌性前立腺炎

 4 中枢神経系感染症

  1) 市中発症の細菌性髄膜炎

  2) 院内発症の細菌性髄膜炎・脳室炎

 5 血流・血管内感染症

  1) 感染性心内膜炎

  2) カテーテル関連血流感染症(CRBSI

 6 腹腔内感染症

  1) 市中発症の急性胆嚢炎

  2) 市中発症の急性胆管炎

  3) 胆道感染症(院内発症、医療機関への曝露が濃厚、胆道系のデバイスが存在する場合)

  4) 特発性細菌性腹膜炎

  5) 二次性腹膜炎:上部消化管(トライツ靱帯まで)

  6) 二次性腹膜炎:下部消化管(トライツ靱帯より下)

 7 下痢症

  1) 市中発症の下痢症

  2) 院内発症の下痢症

 8 軟部組織と骨・関節の感染症

  1) 蜂窩織炎

  2) 慢性皮膚病変(糖尿病足、褥瘡)に合併する感染症

  3) 壊死性軟部組織感染症

  4) 化膿性関節炎

  5) 骨髄炎

 9 感染症症候群

  1) 敗血症のマネジメント・バンドル

  2) 発熱性好中球減少症

  3) 発熱性好中球減少症(発熱遷延時の対応)

 10 輸入感染症、新興・再興感染症

  1) 輸入感染症

  2) 渡航歴のある患者の下痢症

  3) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19

V 抗菌薬の投与方法

 1 静注抗菌薬の投与方法

 2 静注抗菌薬の投与方法(腎機能障害時)

 3 静注抗菌薬の投与方法(透析時)

 4 静注用バンコマイシンの投与方法

 5 静注用アミノグリコシドの投与方法

 6 経口抗菌薬の投与方法

 7 経口抗菌薬の投与方法(腎機能障害時)

 8 周術期予防的抗菌薬の投与方法

VI グラム染色クイックリファレンス

 1 グラム陽性双球菌

 2 グラム陽性球菌/連鎖形成

 3 グラム陽性球菌/塊状形成

 4 グラム陽性桿菌

 5 グラム陰性双球菌

 6 グラム陰性球桿菌

 7 グラム陰性桿菌(中間〜大サイズ)

 8 グラム陰性桿菌(小サイズ)

 9 Candida

 

新訂第4版 編集主幹

河村 一郎 大阪国際がんセンター 感染症センター/感染症内科

鈴木 純 岐阜県総合医療センター 感染症内科

羽田野 義郎 帝京大学大学院公衆衛生学研究科 専門職学位課程/板橋中央総合病院 抗菌薬適正使用支援チーム

森岡 慎一郎 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

 

新訂第4版 編集委員(50音順、肩書は刊行時)

赤沢     元国立国際医療研究センター病院 薬剤部

赤澤 奈々 愛知県がんセンター病院 感染症内科

秋山 裕太郎 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

雨宮 哲郎 相澤病院 総合内科

石金 正裕 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科/AMR 臨床リファレンスセンター

市村 康典 国立国際医療研究センター 国際医療協力局

伊東 直哉 愛知県がんセンター病院 感染症内科

氏家 無限 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

枝川 峻二 静岡県立静岡がんセンター 感染症内科

大島 良 岐阜県総合医療センター 感染症内科

大曲 貴夫 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター

奥濱 絢子 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

川島 亮 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

河村 一郎 大阪国際がんセンター 感染症センター/感染症内科

岸田 直樹 一般社団法人 Sapporo Medical Academy 感染症コンサルタント

木下 典子 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

忽那 賢志 大阪大学大学院医学系研究科・医学部 感染制御学講座/大阪大学医学部附属病院 感染制御部

倉井 華子 静岡県立静岡がんセンター 感染症内科

齋藤    国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

篠原    京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学/京都市立病院 感染症内科

鈴木    岐阜県総合医療センター 感染症内科

鈴木 哲也 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

谷崎 隆太郎 市立伊勢総合病院 内科・総合診療科

寺田 教彦 筑波大学附属病院 感染症科

中屋 雄一郎 静岡県立静岡がんセンター 感染症内科

野本 英俊 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総 合 感 染 症 科

橋本 武博 大分大学医学部附属病院 感染制御部

羽田野 義郎 帝京大学大学院公衆衛生学研究科 専門職学位課程/板橋中央総合病院 抗菌薬適正使用支援チーム

早川 佳代子 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

藤谷 好弘 札幌医科大学医学部 感染制御・臨床検査医学講座

細川 貴弘 岐阜県総合医療センター 感染症内科

的野 多加志 飯塚病院 感染症科

武藤 義和 公立陶生病院 感染症内科

望月 敬浩 静岡県立静岡がんセンター  RMQC

森岡 慎一郎 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

守山 祐樹 JCHO 東京高輪病院 感染症内科

山元    国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/総合感染症科

山本 修平 静岡県立静岡がんセンター 感染症内科

山本 泰正 静岡県立静岡がんセンター 感染症内科

  • 有効
  • 配送期間:3-5日1

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FAX: 03-5300-2081